因果関係っておもしろいよね

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こんにちは。

久しぶりにこちらのブログを更新します。

管理画面久しぶりに開けたら、3ヵ月も更新してませんでした。

でも地味にアクセスはあるので、今後も気分で更新していきます。

さて、最近「銃・病原菌・鉄」という本を読みました。

こちらの本は色んな人がおすすめしている本だったので、いつか読みたいと思っており、とうとうこないだ読み終わりました。

噂通り、めちゃくちゃ面白い本でした。

内容自体は学術書的な本なので、割とムズイかもしれないですが、読みやすい本でした。

今回はこちらの本の感想をつらつらとまとめていきます。

国力の差はどこから生じたの?

この本はまず問いから始まります。

その問いとは「国力の差はどのように生じたのか?」という問いです。

世界の国々をざっくり分けると、先進国と後進国の2つに分けられますね。

この2つに分けられる国々はその経済規模や技術力など、圧倒的な差があります。

世界にはいまだに自給自足をしている民族もある一方で、先進国では人間の能力を超えるAIが開発されようとしています。

この差はどこから生じたのかをこの本ではテーマとしています。

植民地時代が分岐点

この国力の差が顕著に現れたのが植民地時代です。

中世から近代にかけて、ヨーロッパ諸国は船を使い世界の国々に渡り、あらゆる国を植民地支配した歴史があります。

この時代にヨーロッパ諸国の人たちとそのほかの国々(大陸)の人たちには圧倒的な力の差がありました。

この植民地時代より前には大陸間での人々の接触はなかったはずなので、植民地時代にその差が顕在化されました。

銃・病原菌・鉄が決定要因

ではなぜヨーロッパ諸国の人たちは世界を征服で来たのでしょうか?

この決定要因がタイトルにある「銃・病原菌・鉄」であるということです。

銃・鉄はなんとなくわかりやすいですね。

武力という点で、銃や鉄の鎧を持つようが圧倒的に有利ですから。

しかし、筆者はこの中でも制服で来た要因として、病原菌を特に重要視している印象でした。

僕的には銃かな?と最初は思ってもいましたが、ヨーロッパ人が耐性を持つ病原菌を他の大陸の人々に感染させることで、効率よく殺すことができたんですね。

食糧生産が究極要因

しかしこの本はここで終わることなく、究極要因を探求していきます。

銃・病原菌・鉄によりヨーロッパ諸国たちが植民地支配できたのはわかったが、ではなぜ銃・病原菌・鉄をコントロールすることができたのでしょうか?

この究極要因が食糧生産です。

まず食糧生産が始まると、食べ物を貯蓄することができ、多くの人を賄うことができるようになるので、人口が増加します。

そうすると食糧生産以外の仕事をする人たちを生み出すことができるので、産業が発達します。

産業が発展することで、技術が向上し、さらに食糧生産は効率的になり、さらに多くの人たちを賄うことができるので、さらに人口増加に繋がります。

このようにして産業がどんどん発展していくので、銃・鉄などといったものを生産できるようになります。

また、食糧生産は農業と家畜です。

人間に感染する病原菌は動物が持つ病原菌が変異したものであり、食糧生産が始まると病原菌も蔓延していきます。

家畜を持つことで病原菌が発生し、人間に感染することで、そのうち耐性を持つことができます。

このように食糧生産が始まると植民地支配の決定要因である「銃・病原菌・鉄」に繋がるんですね!

超面白い!

では食糧生産はどうやって始まる?

この本はここでも、まだ終わらないんですね。

では食糧生産はどのようなタイミングで始まるのでしょうか?

それは地理的要因と動植物の分布で決まります。

地理的要員とは食糧生産が適している土地かということです。

食糧生産に適している土地でないと動植物はきちんと育つことがないので、食糧生産は難しいです。

また食糧生産ができる動植物がその土地に存在するかも重要です。

もし十分に人間の栄養となる植物のタネが存在しなければ、農業は不可能です。

家畜として適している動物が存在しないと家畜化も生じません。

この2つの条件を十分に満たされている土地は食糧生産が始まります。

因果関係って面白い

とまあ本の内容を要約するとこんな感じです。

他にも中国がなぜ覇権を握れなかったのか、大陸が縦長と横長だと横長の方が成長速度が早いなど、面白い内容が盛りだくさんでした。

この本では「国力の差」をテーマに様々な因果関係を調査結果を元に明らかにしています。

僕は物事が結果と原因の因果関係を知るのが好きなので、夢中で読み進められましたね〜。

国力の差の要因を突き詰めると、食糧生産が始まったタイミングで決まるって面白くないですか??

人種が理由とか言われることもありますが、この本で語られている理由の方が説得力ありますよね。

因果関係フェチの人にはおすすめの本ですね。

これからは何で差が生まれるのか?

この本を読んで思ったのが、「これからは何で差が出てくるのか?」という疑問ですね。

この本を超ざっくりまとめると、地理的要因が国力の差になったという結論だと思います。

動植物の分布が食糧生産の鍵だったのは確かですが、食糧生産を始めた地域に隣接する国も早いタイミングで食糧生産に成功しています。

情報が伝播することによって、隣接する国々も成長できるので、立地が大切ってことですね。

でもこれって現代には当てはまらないと思います。

なぜならネットがあるからですね。

情報というのは伝播によって向上していくとこの本には書いてあります。

確かに持っている資源の差はあると思いますが、現代では情報の伝播はネットがあることで解消されています。

では次の時代に国力の差を決めるのはなんでしょうか?

僕は人かな〜と思いますね。

みなさんも考えてみましょ。