あれってどうやって動かしてんの?Vtuberの作り方・動かし方を徹底解説!

あれってどうやって動かしてんの?Vtuberの作り方・動かし方を徹底解説!

こんにちは!大学生ブロガーの(@obakasahara)カサハラです。

最近よく耳にする「Vtuber」。

Vtuberとはバーチャルユーチューバーのことで、バーチャルの3Dキャラを人間とリンクさせて動かすユーチューバーのことです。

1番有名なVtuberはキズナアイ ですね!

この動画を見てもらえればわかりますが、凄まじい精度ですよね!

ここで誰もが思う疑問。

「どうやって動かしてんの?」

僕もこれは最初に疑問でした。

僕はこの疑問から調べて行くうちに、どんどんテンションが上がり、そのままVtuberを作ってしまいましたw

今回は僕がVtuberを作る過程で、どのようにしてVtuberが作られているか、動かされているかを勉強したので、それらをまとめていきます!

実はVtuberといっても、その作り方、動かし方は様々です。

なので、今回は作り方、動かし方をいくつかを説明していきます!

実際に作り方を一から説明すると、相当な文字数になるので、今回は制作の流れのみを説明しますね。

この記事を読めば、少なくともVtuber制作のイメージはつくと思いますよ!

まずはVtuberとは?

まずは「Vtuber」の定義から説明していきます。

Vtuberには3Dキャラと2Dキャラの2種類ある!

実はVtuberといっても、3Dキャラを動かすモデルと2Dキャラを動かすモデルの2種類あります!

上で紹介したキズナアイは3Dキャラを動かしているモデルですね!

他にも「輝夜月」、「ミライアカリ」など有名Vtuberは基本的に3Dモデルを使っています。

輝夜月

ミライアカリ

 

この3Dキャラを使ったVtuber作成は2Dキャラに比べて格段に難易度が上がります。

しかしその分 、より精度が高く顔の表情を表現ができたりします。

2Dでキャラを動かしているVtuberもたくさんいます。

なんなら、2Dキャラを使っているVtuberの方が多いでしょう。

有名どころだと「にじさんじ」という会社に所属している「月ノ美兎」とかは2Dキャラを使っています。

2Dのキャラは比較的、簡単に作れちゃいます。

絵を書けば、動かすのはそこまで難しくありません。

3Dの場合と2Dの場合を比較

3DのキャラでのVtuber制作と2DキャラでのVtuber制作を比較するとこんな感じになります。

3Dキャラ 2Dキャラ
難易度 高い 低い
費用 高い(抑えることも可能) 低い
作業量 多い 少ない
表現の幅 広い 狭い

まあそれぞれ一長一短だと思います。

3Dキャラは難易度は高い分、3Dなので2Dより断然表現の幅は広がります。

その分、作るのは大変ですし、動きの精度をあげようと思えば、費用もかかります。

2Dは難易度は低く、お金もそこまでかからない分、表現の幅は狭いでしょう。

もし、これから作ろうと思っている人はまずは3Dキャラを動かすか、2Dキャラを動かすかを最初に決める必要がありますね。

 

3Dと2D、2通り説明すると超長くなるので、今回は3Dキャラを使ったVtuber制作のやり方を説明します。(僕がこちらで制作したので)

2DキャラでVtuberになりたい人のための記事は後日書こうと思うので、お楽しみに!

*追記*

2Dキャラを使ったVtuber制作についての記事も書いたので、2DキャラでVtuberになりたい人はこちら!

3Dキャラを使ったVtuber制作手順

今回の記事ではオリジナルの3Dキャラを使ったVtuber制作について説明していきますが、3Dキャラに絞ったとしても作り方は多種多様です。

おそらく、これから説明していく作り方以外でも、実現できる作り方はあります。

今回説明していく作り方は王道のものです。

僕は王道の作り方をするのをおすすめします。(ネットで情報がたくさんあるので)

Vtuber作成の手順は大きく分けて、こんな感じです。

①絵を書く

②3Dキャラを作る

③キャラを動かす

④撮影・動画制作

絵を書く

まずはイラストを書いてもらう必要があります。

イラストなしで作ることは基本的に難しいでしょう。

できるでしょうけど、かなりの難易度だと思います。

まずは2Dのイラストを書いて、キャラの詳細を下書きすること必要です!

下書きはいろんな角度を用意しよう!

注意点としてこの下書きは正面の絵だけでなく、横から見た絵や後ろから見た絵を用意するべきです。

こんな感じですね。

引用元:https://www.g-angle.co.jp/3dcg/

これはこのイラストを3D化するときに、横から見た絵や後ろから見た絵がないと作るのが大変なので。

正面だけだと、立体的に作るのが大変ですよね。

もし外注するときは正面、横、後ろの絵を書いてもらうのがいいと思います。(最低、前と横があれば大丈夫です。)

キャラは対称に書くのがおすすめ

あと注意点として、イラストは対称の方がいいと思います。

これは3Dにする時には基本的にミラーリングという機能を使うからです。

ミラーリングとは右側か左側だけを作るだけで、逆側には同じモデルが作られる機能です。

例えばミラーリング機能を使えば右目を作ったら、自動的に左目が作られます。

もし、イラストが非対称だとミラーリングは使えないので、左側と右側をそれぞれ作ることになります。

そうすると作業は単純に2倍になるので、大変ですよね。

なので、基本的には左右対称のイラストを書くのがおすすめです。

外注するならココナラがおすすめ!

もし、キャラを外注するなら「ココナラ」がおすすめです。

ココナラならイラストで安くて1000円とか2000円とかで書いてもらえると思うので、絵が書けない!という人でも安く外注できます。

自分で書けない人はこういうサービスを利用しましょう!

【ココナラで絵を描いてもらう】

3Dキャラを作る

次に3Dキャラを作る方法を説明します。

3Dキャラを作るのに必要なのはイラストと3Dキャラ作成ツールのみです。

イラストを準備したら、あとはそれを3Dにするだけです。

ここの作業は実はそこまで難しくはありません。

ツールの使い方さえ学んでしまえば、すぐに作れてしまいます。

僕は全くの初心者でしたが、土日1日10時間ぐらいやったら、1体は作れました。

仕事しながらだと、1週間ぐらいで完成すると思います。

おすすめのツールは「blender」

3Dキャラ作成ツールは何種類かありますが、調べた感じ「blender」がおすすめです。

このツールは有志で作られているツールなので、「無料で使える」というのが1番の特徴ですね。

機能的も無料の割に、かなり充実しています。

しかも使っている人も多いので、何か使い方に困ったとしてもネットに情報がたくさんあります。

僕も使っていて困ったことはありません。

あとはチュートリアルを書いているサイトも多いですね。

僕は以下のサイトを使って勉強しました。

最初は勉強するのは大変でしょうが、そこまで難しくはありませんよ!

とりあえず作ってみる

そこまで難しくはないといっても、おそらく最初は意味がわからないと思いますw

重要なのはわからなくても、とにかく作ってみるということですね。

完璧に使い方はわからなくても、基本操作を覚えればキャラを作っていくことはできます。

最初から使いこなそうとしてはダメです。とにかく作り始めるのが重要です!

3Dキャラを動かす

3Dキャラを作ったら、次は動かす作業です。

正直、ここが1番難しいでしょう。

3Dキャラを自分で動かしている人の事例もそこまで多くないので、ネット上にも情報が少ないです。

blenderを使えばキャラを作るまではイラスト代以外は無料でできますが、ここから基本的に費用がかかります。

またやり方も多種多様なので、どの方法でやるのかをまず最初にじっくり考える必要もありますね。

動かす方法は大きく分けると5種類

僕が調べた範囲では、動かす方法は大きく分けると5種類あります。

①スマホを使う方法(2Dキャラ)

②webカメラを使う方法

③kinectを使う方法

④VRゴーグルを使う方法

⑤モーションキャプチャの機械を使う方法

①スマホを使う方法

スマホを使って動かすこともできます。

しかし、これは基本的に2Dキャラを使ったものが多いですね。

先ほど紹介した「にじさんじ」という会社に所属している2Dキャラはスマホカメラを使って、キャラを動かしています。

スマホを使う方法は基本的に2Dキャラを動かす方法なので、この記事では割愛しますね。

②webカメラを使う方法

webカメラを使う方法もあります。

有名なツールだと「facerig」というツールがありますね。これを使えば3Dキャラを動かすことができます。

facerigは表情をwebカメラを使ってトラッキングしてくれるツールで、かなり詳細に表情をトラッキングしてくれます。

facerigは1480円と安価で購入可能です。(2018年6月現在はセール中で半額)

しかし、このfacerigはオリジナルの3Dキャラを動かすのはかなり大変です。

「Live2D」というツールで作った2Dキャラ導入はそこまで難しくないそうですが、3Dキャラ導入は難しいですね。

facerig内に用意されているキャラはあるのですが、自分で作ったキャラをfacerigに入れて作るのは難易度高めです。

実際に僕もやりましたが、かなり苦労しました。(てか無理でしたw)

またこのfacerigは、体全体を表現するのには向いていません。

調べた感じだと、体を動かすのは可能ではあるそうですが、細かい動きは反映できないでしょう。

facerigは表情を反映させる、フェイストラッキングのツールとして使用するのがおすすめです。

facerigを使うにはwebカメラが必要です。

パソコンにカメラが付いていない人は、以下のようなwebカメラを買いましょう。

 

③kinectを使う方法

全体を動かすのに、1番安価な方法は「kinect」を使う方法です。

kinectとはモーションキャプチャ用のカメラです。

 

 

すでに販売は停止しているのですが、amazonで売られています。値段は1~2万ぐらいですね。

このカメラを使えば3Dキャラの全身を動かすことができます。

表情のトラッキングも可能です。(Unityかソフトウェアが必要になります。)

しかし、kinectでキャラを動かすのは「Unity」という開発環境をプラスで勉強する必要があります。

Unityとはゲームを作るための開発環境です。

kinectで感知した動きをUnityでキャラに反映させるといったイメージですね。

kinectとUnityを繋げる作業も、PCが苦手だと難しいかもしれません。

しかし、kinect自体は1~2万円なので、お金がかからないのは魅力的です。

しかも、kinectを使えば複数人を撮影することができるので、同時に3体のキャラを動かしたりもできます。

またUnityで3Dキャラを動かしている人はたくさんいるので、ググれば情報はたくさんあります。

④VRゴーグルを使う方法

VRゴーグルを使って3Dキャラを動かす方法もあります。

有名Vtuberの「のじゃろりおじさん」はVRゴーグルを使って動かしているらしいです。

VRゴーグルとコントローラーを買えば、動かすことが可能です。

調べてみると「Oculus rift」と「Oculus Touch」を使っている人が結構いますね。

Oculus rift(Oculus Touch同梱)

あとVRゴーグルを使うときでも、Unityは使うことになると思うので、ここでも勉強は必要になります。(他のソフトウェアでもできるっぽいです。)

「のじゃろりおじさん」の動画を見てもらえればわかりますが、VRセットを使う方法でも表情のトラッキングは基本的にできないので、注意しておきましょう。

表情を作りたい人はトラッキングではなく、表情を数パターン用意して、状況に応じて手動で表情を操作することになると思います!

僕はkinectを使って作ったのですが、「のじゃろりおじさん」の動画をみる限りでは、VRゴーグルとkinectではさほど表現の幅に差はないと思います。

問題なのはUnityの技術力の方だと思いますよ!

VRゴーグルは費用でいえばおそらく7~10万円ぐらいかかると思います。

⑤モーションキャプチャ専用の機械を使う方法

基本的にさっき紹介した「キズナアイ」や「輝夜月」はおそらくモーションキャプチャ専用の機械を使ってキャラを動かしています。

この方法は全身モーションキャプチャができる「Perception Neuron」やカメラを複数使ってモーションキャプチャするなど、方法は様々です。

このレベルになると、かなり費用がかかるでしょう。

ちなみに「Perception Neuron」は約20万です。

僕はまずこの選択肢はなかったので、よく調べていませんが、かなりお金がかかる分、表情や体の動きの精度はかなり高く実現可能でしょう。

動かすのはかなり大変

この「動かす」という作業で結構挫折する人は多いと思います…。

絵を描いて、キャラを作るのはさほど難しくはないと思いますが、動かすのが特に難しいでしょう。

特にUnityという開発環境をいじるのに、苦労します。

基本的に、キャラ全身を動かすのであれば、Unityは避けては通れない道です…。

逆にUnityがいじれるという人は結構楽々Vtuberになれると思いますよ!

「kinect」か「VRゴーグル」がおすすめ!

個人でやるなら、モーションキャプチャ専用の機械を使う方法は無理がありますねw

費用もそうですし、広いスタジオが必要になるでしょう。

なので、個人でやりたい人は「kinect」か「VRゴーグル」を使う方法が僕的にはおすすめです!

kinectの方が低予算で実現できるので、僕はおすすめですね。

VRゴーグルでも実現はできると思いますが、どれくらい表現の幅が違うのかは正直わかりません。(僕は同じぐらいだと思います。)

もしかしたらお金に余裕のある人は、VRゴーグルの方がいいかもしれません。

ちなみに、facerigはオリジナルキャラを使う場合、かなり導入が難しいのでおすすめしません。

ネット情報でも成功例がかなり少ないです。

撮影・動画制作

最後に動画撮影・動画制作です。

動画を作っていく作業は他のyoutuberと変わらないので、そこまで難しくはありません。

facerig、Unity上で撮影した動画を動画編集ツールで編集していくだけですね。

この作業はVtuberだからといって、特別な作業はないので、調べながら頑張るのみです!!(雑ですみませんw)

結局どれくらい費用がかかるの?

結局のところみなさんが知りたいのは「どれくらいお金かかるの?」ってことですよね?

先ほど説明しましたが、「どうやってキャラを動かすか」の部分で費用は全然違います。

費用
facerig+webカメラ 1480円+数千円
kinect 1~2万円
VRセット 数万円
モーションキャプチャ専用機器 数十万〜数百万

一覧表にするとこんな感じですね。

facerigは導入が難しいですし、基本的にkinectの1~2万が最低ラインだと思っていいでしょう。

あとはイラスト料金を足す感じですね。

どれくらい本気でやるかで、値段は変わってくると思います。

外注するとしたら…

では外注するとしたらいくらぐらいかかるのでしょうか?

詳しくはわかりませんが、以下の記事をみてみると2Dキャラを動かすのに50万ぐらいっぽいですね。

3Dキャラを外注したら100万〜200万ぐらいかかるんですかね?

ちょっと想像できませんw

でも2Dキャラで50万なので、100万以上はかかると思いますよ!

どれくらい制作期間かかる?

また制作期間に関してですが、1人でやるなら1ヶ月以上は確実にかかると思います。(クオリティー次第ですが…)

説明してきましたが、Vtuberを始めるにはざっと以下のようなスキルが必要です。

  • 絵を書く
  • 3Dキャラのモデル作成
  • Unityなどの環境設定
  • 動画編集

これを全部1人でやるのはかなり大変ですね。

仕事をやりながらだと、2,3ヶ月はかかるかもしれません。

数人でチームを組んで、分担を決めてやればそこまでかからないと思いますが、1人でやるとかなり時間がかかりますね。

さあ、Vtuberになろう!

正直僕もVtuber制作をやってみましたが、かなり大変でしたw

1人でやったわけではないですが、動かすまでにかなり労力を使いました…。

それぐらい大変ですが、動かせた時は感動しますよ!!!

興味ある人はぜひチャレンジしてみてください!

あと、Vtuber制作に携わりたい人や中の人やりたい人がいたら、Twitter(@obakasahara)にDMくださいなー。