【インタビュー第三弾】早稲田法科大学院に特待で受かった友達に色々聞いてみた

【インタビュー第三弾】早稲田法科大学院に特待で受かった友達に色々聞いてみた

こんにちは!大学生ブロガーの(@obakasahara)カサハラです。

今回はインタビュー企画の第三弾!

第一弾のテーマは「学歴ロンダリング」、第二弾は「VR」でしたが、今回は「法科大学院」がテーマです。

法科大学院に今年の4月に入学したお友達に、法科大学院(ロールスクール)について入試対策や勉強法、おすすめ予備校などなど、色々話を聞きました!

法科大学院に進学しようと思っている人や、入試対策の勉強を始めようと思っている人はぜひ参考にしてみてください!

友達紹介

僕の小学校からの友達。中学校から早稲田実業に入学し、中高大と早稲田大学に通い続け、現在早稲田大学の法科大学院に所属中。早稲田法科大学院には特待生で入学。

法科大学院の授業とは?

カサハラ:今日は法科大学院について色々聞いてくから、よろしく〜。

K氏:了解〜。

カサハラ:まず法科大学院でどんな授業を受けるのか教えてくれ!

K氏:法科大学院では普通の大学院とは少し違って、ソクラテスメソッドっていう授業形式で授業を進めてるね。

カサハラ:えっ何その格好いい授業。

K氏:ソクラテスメソッドていう授業は生徒に質問しながら、生徒と会話形式で行う授業のことだね。

ただ先生の話を聞くだけの一方通行の授業ではなくて、先生と生徒が双方向に関わりながら行う授業をソクラテスメソッドっていうらしい。

カサハラ:なるほど。大学でいう「ゼミ」みたいな授業ってことだね。

普通の大学みたいな講義形式の授業はないの?

K氏:あるけど、法科大学院には未修者コースと既習者コースがあって、未修者コースの1年生は講義形式が多いね。

未修者コースの1年生で講義形式が多いのは、講義形式の授業で基礎知識を固めるためかな。

*未修者コースと既習者コースについては後述します。

カサハラ:なるほどね。授業に形式とか内容とか大学によって違いはあるの?

K氏:大学によっての違いはないと思うよ。ほとんど同じ講義内容だと思うし、同じ講義形式だと思う。

カサハラ:じゃあ単位とかはあるの?

K氏:単位はあるね。全部で60単位ぐらいで卒業かな。大学と一緒で、1授業2単位の授業(90分)って感じだね。

コースは2種類

カサハラ:そこは普通の大学と同じなのね。

さっきちょっと出てたけど、既習者コースと未修者コースって何が違うの?

K氏:法科大学院は3年制と2年制があって、3年制が未修者コースで、2年制が既習者コースだね。

未修者コースはその名の通り、まだ法律の知識がほぼない人が基礎から知識を固めるコースだね。

既習者コースは入学時に試験があって、それを通らないと入学できないコース。既習者コースはある程度法律の知識がある人たちが入るコースだね。

カサハラ:法科大学院って2種類のコースがあるのか!

K氏:そうだね。未修者コースか既習者コースかは学生によって様々で、しっかり大学在学中に法律科目を勉強して既習者コースに入る人もいるね。

あとは大学3年生の時から、未修者コースに飛び級で通ったりするケースもある。

カサハラ:じゃあ入学試験とかも違うの?

K氏:全然違うね。

未修者コースは入学テストが小論文と大学の成績。既習者コースは法律科目のテストと大学の成績で決まる。

カサハラ:なるほどね。

なんかちょっと調べたら、夜間コースとかもあるみたいだけど、夜間っどうなの?

K氏:夜間がある大学は稀だね。あと夜間はほとんど未修者コース。

司法試験までは2つの選択肢がある

カサハラ:今までの話を聞いた感じ、法科大学院は司法試験に受かるための塾みたいなイメージであってる?

K氏:意味合い的にはそうだけど、ちょっと違うね。

司法試験を受けるためには2つの方法があって、法科大学院を卒業するか、司法試験予備試験っていう試験に受かるかの2択。

予備試験に合格すれば、法科大学院に入る日必要ないし、法科大学院を卒業すれば、予備試験に合格する必要はない。

カサハラ:へーそうなんだ!じゃあどっちの方がいいとかあるの?

K氏:どっちがいいとかはないかもしれないけど、就活の時にそれぞれ印象が違うね。

予備試験は結構難しいから合格すれば、勉強頑張ったんだなって就活の時に思われて、好印象になる可能性ある。

でも逆に法科大学院に行ってると、実務の経験が積めるから、それが好印象になる可能性もある。

それぞれ企業によって、就活のときの印象が違うからどっちがいいとは言えないね〜。

カサハラ:じゃあ法科大学院卒業して、予備試験も受かるのが就活においては最強ってことだね!

K氏:まあそうねw

法科大学院卒の学生の進路は?

カサハラ:てか法科大学院に行く人ってみんな法曹界目指すの?

K氏:いや、教授になる人もいるし、公務員になる人もいるし、司法書士、行政書士になる人もいるね。

法科大学院で勉強したことは、法曹界以外でも役に立つから。

なんなら司法試験受かっても、法曹界に行かない人もいるよ。

カサハラ:えっ法科大学院行った人は全員法曹界行くって思ってたわ!

K氏:まあでも8割ぐらいの人は法曹界行くかな。

カサハラ:まあ在学中に気が変わったりするもんね〜。

法科大学院の選び方

カサハラ:じゃあ次に法科大学院の選び方について教えてくれ!

K氏:法科大学院の選び方はとにかく司法試験の合格率が高いところがおすすめ。合格率が高いと周りの友達のレベルが高い。そういう人と勉強した方が合格しやすいと思うよ。

あとは合格率が高いってことは、教授もいい人ってことだし、そういうところは設備もいい。

カサハラ:なるほどね。まあこれは大学の就職率見て大学決めるみたいなもんだね。

じゃあネットに上がっている「法科大学院ランキング」とかは参考になるってこと?

K氏:このラインキングは参考にできるね。さっきも言ったけど、周りの人がレベル高い人が多い。注意点は合格者数ではなく、合格率が大切なことだね。合格者数は人数が多いと多くなるから。

カサハラ:他になんか選ぶ基準はある?

K氏:基本的に合格率をメインに選べばいいんじゃないかな?大学みたいに偏差値っていう指標はないから。

逆に司法試験の資格が得られればいいっていう考え方で適当に大学を選ぶのは良くないね。

結局人って周りの影響を受けるから、できるだけ優秀な人の周りで勉強した方がいいと思うよ。

カサハラ:なるほどね。

じゃあ法律の分野によっての違いとかはないの?

例えば、知的財産権について学びたいならここの大学院とか。

K氏:分野によって大学を決めるっていうことはないね。基本的にどこの大学院も同じ。

どの大学でも勉強する内容自体は変わらないと思うよ。

カサハラ:じゃあ大学みたいに大学院によって、就職に有利不利ある?

K氏:OB数が多い大学院はブランドがあるから、就活で有利になるって聞くよ。

早慶はネットワークが広いから、就活では幅広く採用されやすい。

カサハラ:そこらへんは普通の大学生の就活と変わらないのね。

K氏:そうだね。就活では早慶ブランドとか東大京大ブランドとか賢い大学院にはブランドがあるね。採用のときに、賢いという先入観で入る。

カサハラ:ちなみに俺が所属している一橋は?w

K氏:一橋もあるけど、人数が少ないからネットワークが狭いねw

カサハラ:ネットワークの狭さには定評あるからな、うちの大学はw

法科大学院の入試対策

カサハラ:次に法科大学院の入試対策について聞いていくけど、まず入試の概要教えてくれる?

K氏:さっきも言ったけど、未修者コースと既習者コースの2種類あって、俺は既習者コースで入学したから、そっちの説明になるけど良い?

カサハラ:おっけい!既習者コースの入試について教えて。

K氏:既習者コースは主に法律科目のテストが入試で大切。あとは学校の先生に推薦文を書いてもらったり、学校の成績が見られたりするかな。

カサハラ:法律科目のテストって具体的にどんな感じ?

K氏:基本は憲法、民法、刑法。プラスで民事訴訟法と刑事訴訟法。

基本的にこの5つの科目を抑えておけば、大丈夫だね。大学によっては他の科目も受験科目として指定されている場合があるから、学校によって対策する必要があるね。

例えば、慶應は5つの科目にプラス会社法が必要だし、東大は5つの科目にプラス会社法と行政法が必要だね。

カサハラ:なるほどね。じゃあ科目が多い大学とかは結構大変だね。

あとは試験以外に法科大学院に入るために必要なことある?

K氏:教授に推薦文を書いてもらうなら書いてもらうことと、ステートメントっていうエントリーシートみたいなものを書かなければいけないね。

基本的に受験が8月終わりで、7月までにステートメントは提出するところが多いかな。

これは噂レベルの情報だけど、ステートメント自体でプラスにはならないけど、適当に書くとマイナスにはなる可能性もあるらしいね。

ステートメントは実体験を交えて書くと書きやすいよ。手書きだからある程度字数とか計算してやった方がいい。ワードでもできるけど。

*友達がステートメントを見せてくれるそうなので、載せておきます!ぜひ参考にしてみてください。

【K氏のステートメントサンプル】

入試の勉強法

カサハラ:じゃあ次に法科大学院入試の勉強法について具体的に教えて!

K氏:俺がやってたのは予備校のテキストとか、論述の問題集をわかんなくてもいいから、解いてそのときに知識も一緒に勉強する方法かな。

基礎知識を固めてからやるのは理想的だけど、大学生でそこまで勉強する時間がないと思う。

だから問題集を解きながら、アウトプットしながら答え合せをして、インプットをする。

問題とか答えに関連する知識とかを一緒にインプットするとさらに効率がいいね。

カサハラ:インプットとアウトプットを同時にやるってのは大学受験と一緒な感じだね。他には?

K氏:あとは判例集の事実の概要と判旨を読んで、どういう事案があるのかを読む。

判例100選に載っているものが問題に出やすいから、読んどくと良いね。

判旨は裁判のおおよその結論がわかるから、判旨を勉強しておけば、おおよその答えの道筋は間違えない。

やっちゃいけないのは読むだけ。調べるために読むのはいいけど、目的なく参考書読んだりするのは無駄な時間。

手を動かして読んだほうがいい。なんの判例かを意識した方がいい。

膨大な量だから目的をきちんと設定しないと身につかない。目的意識することが大切。ただただ読むのはマイナスだね。

カサハラ:なるほどね。この勉強法は法律の勉強だけじゃなくて、他の科目の勉強にもいえることかもね。

過去問は早めに

カサハラ:大学受験では過去問を解くのが結構重要なんだけど、法科大学院の入試はどう?

K氏:法科大学院も同じで、過去問は絶対に解くべき。

できれば早いうちから解くべき。早ければ早いほうがいい。人によって勉強を始める時期が違うから、傾向を知る上で勉強をした方が効率が良いよ。

知識ついてからやろうとしても、結局完璧に解けることはないからできるだけ早めに解いた方がいいと思うよ。

目安としては大学1年生から勉強を始めたとしたら、大学2年生の途中からもう過去問を解いてもいいと思う。

カサハラ:やっぱり法科大学院の入試でも、過去問は大切なのね。

K氏は法律科目の勉強はいつから始めたの?

K氏:大学3年生の7月。俺は割と平均的な時期から始めたね。

余裕を持って時間を確保するなら2年生からが理想。

1年生から始めるとガス欠起こすような気がするから、大学2,3年から始めた方がいいと思うよ。大学2,3年から始めても法科大学院には間に合うからね。

カサハラ:そうなんだ。じゃあ大学1年生は彼女でも作って、学生生活を楽しんだ方がいい感じ?w

K氏:そうだねw

大学1年生は遊んだ方がいいよね。

大学在学中に予備試験を合格したい人は大学1年生から始めてもいいと思うけど。

基本的には大学2,3年から始める人が多いね。大学4年生も稀にいるけど。

カサハラ:一日どれくらい勉強した?

K氏:コンスタントに大学3年生の7月からは5,6時間の勉強時間は確保していたね。

でも、3年の7月から始めたけど、正月は休んだし、友達とはちょいちょい遊んでいたよ。夜は飲み会をしていたし。

でも4年生の7月の後半から、110時間とかやっていた。入試1ヶ月前はかなり気合い入れたね。

カサハラ:なるほどね。継続的に勉強するのが大切ってことね。

予備校の比較

カサハラ:入試対策する上で、おすすめの予備校とかある?

K氏:伊藤塾、辰巳法律研究所、LECWセミナー、アガルートが代表的なところ。

カサハラ:それぞれ特徴説明できる?

K氏:まず伊藤塾はインプットに強いね。

情報が多いし、テキストが充実していから、大学1,2年から法律科目の勉強したい人はおすすめ。

司法試験の勉強をスムーズにできる。

デメリットは金額が高いところかな。講座をとるのに合わせて100万円超える。

【伊藤塾のホームページへ】

辰巳はアウトプットに強い。演習系の講座が充実している。

最後はアウトプットしないと意味ないから、知識のアウトプットを練習したい人向けかな。

学費は低め。そこまで予備校費用をかけたくなくて、バランスよく勉強したい人にはオススメ。

インプットはそこまで強くないから、伊藤塾と比べると劣る。

辰巳の教科書だけじゃなくて、他の教科書で補填するのがいいかもね。

【辰巳法律事務所のホームページへ】

LECは割とバランスが良い。悪くいうと特徴がない。

値段も特別高い訳ではない。定評ある参考書とかがある訳ではないから、参考書は他の参考書に頼ることになるかも。

【LECのホームページへ】

アガルートはとにかくやすい。軍を抜いて安い。

ただ演習講座とかはないから、まずしっかり基礎知識を身につけるってだけなら、安いからオススメ。

論述とかアウトプットをしたいのであれば、他の予備校がオススメ。意外とテキストは見やすかった。

【アガルートのホームページへ】

Wセミナーは有名だけど、廃れている。その講座をとっている人を聞いたことない。かなり質が落ちているという話を聞くからおすすめはしない。俺は先輩からやめとけと言われたw

【Wセミナーのホームページへ】

カサハラ:なるほどね!

個人的にココおすすめだよ!みたいなのある?

K氏:お金に余裕があるなら伊藤塾がオススメ。しっかり演習したいなら辰巳がオススメ。

俺は辰巳に通ってたけど、辰巳でアウトプットの練習していたおかげで早稲田で特待取れたね。

カサハラ:アウトプットが大切ってことだね。

予備校に通わないで、独学で勉強するのは難しいの?

K氏:まず、論述試験は難しいから、法学部出身者じゃないと予備校は必須。

あと独学は勉強量が多すぎるから、予備校に通わないとめちゃめちゃ効率が悪いと思うよ。

予備校に通ったほうが参考書が良い。結果的に司法試験にプラスだね。

だいたい既習者コースの人は大学院に入った後でも予備校のテキストを使って、それを使って勉強する。

カサハラ:じゃあ独学だとかなり難しいのか。

K氏:まあたまに独学で勉強している人もいるけどね。

独学の人は論述の形式から学ばなければいけない。要点を覚えないといけない。

独学だと人に聞けないから、わかんないことがあった時に大変。

塾だと添削もしてもらえるのも便利だしね。

カサハラ:やっぱり塾に入った方がいいってことね!

そろそろ終わりにしようか。色々聞かせてくれてありがと!

K氏:ういっすー!

予備校比較まとめ

  • 伊藤塾:インプットに強い。大学1,2年生から始めるにはおすすめ。学費は100万前後
  • 辰巳法律事務所:アウトプットに強い。演習系の授業が多い。学費は低め。
  • LEC:バランスが良い。学費も普通。
  • アガルート:学費がとにかく安い。
  • Wセミナー:やめた方がいい。

 

司法試験までの道のりは長い

いやーいい話聞けましたね〜。

法科大学院については全く僕自身知識がなかったので、楽しかったですね!

しかし、司法試験までの道のりは長いですね〜。

大学3年生から勉強したとしたら、最低でも4年間べんきょうしなければいけないわけですから、大変ですね。

僕だったら絶対に耐えられませんw

僕の友達のK氏も司法試験合格に向けて、頑張って欲しいですね!

以上でインタビュー記事終わりです〜。

 

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