暗号技術を応用した匿名性が高い仮想通貨5選!

暗号技術を応用した匿名性が高い仮想通貨5選!

こんにちは!学ブロガーの(@obakasahara)カサハラです。

仮想通貨について調べていると結構似ている特徴を持っている通貨ってあるんですよね。

でも似ている通貨に違いがあっても、「どんな違いがあったっけ?」と結構忘れてしまうんですよね〜。

皆さんもそう思いませんか?

なので、今回は似ている通貨の違いを比較しながら解説していきたいと思います!

今回は匿名性が高い通貨に関してまとめていきたいと思います。

匿名性が高い通貨5選

今回は匿名性の高い通貨を5つ紹介していきたいと思います。

  • BCN(Bytecoin)
  • XMR(Monero)
  • DASH
  • XVG(Verge)
  • Zcash(ZEC)

匿名性が高いといっても匿名性を高めるための方法はそれぞれ通貨によって違います。

なので、それぞれの通貨の特徴を説明しながら、匿名性を高める方法の違いも比較していこうと思います!

BCN(Bytecoin)

Bytecoinは世界初の匿名通貨です。

ビットコインは2009年、イーサリアムは2014年に初めて発行されていますが、BCNは2012年に初めて発行されています。

かなり初期の段階で匿名通貨というものはできていたのですね!

最近知名度を上げてきているMoneroなどもこのBCNを基に作られたとも言われています。

匿名性を高める「CryptoNote」

BCNは「CryptoNote」というアルゴリズムで匿名性を高めています。

  • リング署名
  • ワンタイムアドレス
  • 二重支出証明書

CryptoNoteというアルゴリズムは上記の3つの仕組みを採用しています。

 

リング署名とは複数対複数で署名を行う方法です。

出典:http://gentosha-go.com/articles/-/8346

 

このよう複数の取引をひとまとめにしてみんなで署名することによって、誰が署名したかわからなくしています。

 

ワンタイムアドレスとは毎回ランダムな文字列が出るワンタイムコードを発行して、1度しか使えない公開鍵を使う仕組みです。

ワンタイムアドレスを使うことで、毎回アドレスが変わるので、追跡が不可能となります。

 

二十支出証明書とは二重支払いを防ぐために、キーイメージというものを秘密鍵から生成します。

このキーイメージは秘密鍵→キーイメージの作成は可能ですが、キーイメージ→秘密鍵の作成は不可能になっています。

これにより複製された秘密鍵による署名が不可能となるので、二重支払いが不可能となります。

これらの仕組みを合わせることで、匿名性を高めることに成功しています。

もっと詳しくBytecoinについて詳しく知りたい人はこちら!

XMR(Monero)

MoneroはBytecoinの発展版のような通貨です。

「CryptoNote」の中で使われている「CryptoNight」という仕組みを採用しています。

Moneroはさらに送金も早いのも特徴で、ブロックの承認時間が2分と早いです。(ビットコインは10分)

単純に計算して、Moneroはビットコインの約5倍の送金スピードを誇っています!

匿名性を高める「ワンタイムリング署名」

MoneroではBCNの「リング署名」と「ワインタイムアドレス」の仕組みを合わせた、「ワンタイムリング署名」という仕組みを採用しています。

つまり複数人で署名をしながら、その署名は1度きりしか使えないワインタイムアドレスを使う仕組みです。

またMoneroでは2種類のアドレスが用意されています。

・閲覧用アドレス

取引履歴を確認することができます。一般には公開されません。

・送金用アドレス

取引の際に、送金用アドレスに加えて取引ごとにワンタイムパスワードが発行されます。一回切りのアドレスになるため、外部から追跡することはできません。

閲覧用アドレスとは自分で取引履歴を確認するときに使うアドレスで、これはずっと変わりません。

送金用アドレスはワンタイムアドレスとなっており、送金する時に1度だけ使えるアドレスです。

Moneroの特徴はこんな感じです。

Moneroについてもっと詳しく知りたい人はこちら!

DASH

DASHは「Darksend」と呼ばれる方法で匿名性を高めている通貨です。

調べてる感じ他の通貨よりもDASHは実際に決算手段として使われているイメージです。

DASHは取引スピードが非常に早いのも特徴で、約4秒で取引が完了すると言われています。

これはかなり早いですねw

匿名性を高める「Darksend」

DASHの匿名性を高めている「Darksend」とは取引プールと言って、一定期間に取引をひとまとめにして処理をすることで、匿名性を高めています。

MoneroやBytecoinのリング署名と似ていますね。

このDarksendには条件があります。

  • 参加者が3人以上必要
  • 送金限度額は1000DASHまで

この2つを満たす必要があります。

マスターノード

DASHではマスターノードを立てることができます。

このマスターノードがブロック承認をするので、DASHは高速での取引が可能となります。

マスターノードには以下のような条件があります。

  • 1000DASH保有
  • 専用のIPアドレスの取得
  • 毎日24稼働させる

この条件を満たせないとマスターノードになれません。

しかし、マスターノードになるとかなり報酬が貰えます。

このようにマスターノードが常に稼働してくれるおかげで、高速での取引が可能になっています。

セキュリティを強化する「X11」

またDASHではセキュリティを高めるために「X11」というアルゴリズムを採用しています。

X11は11種類のハッシュ関数を組み合わせてハッシュ値を生成する仕組みでこれにより、セキュリティが強化され消費電力も抑えられるそうです。

このセキュリティシステムが本当に大丈夫なものなのかはわかりませんが、セキュリティ強化には力を入れているっぽいですね。

以上がDASHの特徴です!

もっと詳しく知りたい人はこちらの記事を読みましょう!

XVG(Verge)

XVGは既存の暗号技術であるTORやi2Pなどの技術を応用して匿名性を高めている通貨です。

また他の特徴としてコミュニティが活発なのも挙げられますね。

有志で作られている通貨なので、コミュニティ内で毎日のようにアイデア出しが行われ改良されています。

コミュニティはホームページから参加することができるので、興味ある方は参加してみましょう!

XVGのホームページ

匿名性を高める「Tor」と「i2p」

XVGは「Tor」と「i2p」という暗号技術によって匿名性を高めています。

Torとは簡単にいうと複数の回線を通して情報伝達することによって、匿名性を保持する技術らしいです。

Tor(トーア、英語: The Onion Router)とは、TCP/IPにおける接続経路の匿名化を実現するための規格、及びそのリファレンス実装であるソフトウェアの名称であり、P2P技術を利用したSOCKSプロキシとして動作する。

「オニオンルーティング」と呼ばれる仮想回線接続により、通信を複数のノードを経由させることにより、匿名性を高めている。

Torは主として接続経路を匿名化するものであり、通信内容を秘匿するものではない。Torでは経路の中間に限り一応の暗号化を行っているが、経路の末端では暗号化が行われていない。通信内容の秘匿まで行う場合は、TLSなど(HTTPSやSMTP over SSLなど)を用いて、別途暗号化を行う必要がある。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/Tor

僕は暗号技術に関してそこまで詳しくないので、正直詳しくはわかりませんw

「簡単にいうと複数の秘匿回線を介すことによって匿名で情報伝達が可能になる技術」とだけ覚えておけばいいでしょう。

具体的にいうとA→B→C→Dと情報伝達する場合、AーB間、BーC間、CーD間でそれぞれ秘匿回線を作って情報伝達する仕組みです。

情報伝達回路は匿名性を保持できますが、これだと内容はバレちゃうそうですね。要するに回線を見つけられたら、中身は見られてしまうということですね。

もっと詳しく知りたい方はこちらを読みましょう!

匿名通信システム「Tor」を使うのに知っておくべき7つのこと

i2Pとは情報伝達の始点と終点を匿名化する技術です。

I2P(The Invisible Internet Project: 「不可視インターネットプロジェクト」)とは、コンピュータネットワークによる通信の始点と終点を匿名化し、さらに端点間の通信内容も暗号化するという方法で匿名化されたネットワークを構成するソフトウェア、およびプロトコルの名称である。

I2Pにおける通信では端点は暗号化された識別子(公開鍵暗号の鍵ペアにもとづく)によってネットワーク上で一意に識別される。TCP/IPによる通信がホスト名(IPアドレス)とポート番号によって一意に識別される事と似ている。このI2Pの端点識別子からはIPアドレスを知る事ができないため、ネットワークの利用者、サービス提供者ともに匿名での通信が可能になっている。

このi2PによってIPアドレスが匿名化することができますね。

取引をTORで匿名化し、IPアドレス(送金先と送金元)をi2Pで匿名化することで、XVGの取引を匿名化しているのでしょう。

i2Pについて詳しく知りたい方はこちら!

I2P は何に役立つのか

高速トランザクション処理を実現する「SPV技術」

XVGは他の通貨と比べてトランザクション処理スピードが早いです。

これは「SPV技術」というものを使い、約5秒でトランザクションを処理することができます。

このSPV技術というのはざっくり説明すると全部のトランザクションを計算するのではなく、一部のトランザクションのみを計算することによって時間を短縮する技術です。

つまり計算の効率化する技術ですね!

詳しく知りたい方はこちらを読みましょう!内容は結構難しいですw

【連載】暗号通貨ってなんだろう?⑦「第五部『その他』」

以上がXVGの特徴です。

もっと詳しく知りたい人はこちら!

Zcash(ZEC)

Zcashでは知識ゼロ証明「zk-SNARK」という方法によって匿名性を高めています。

またZcashは取引情報を開示する公開アドレス取引情報を隠す秘匿アドレスの2種類あります。

どちらも用意されているので、自分で選択して取引可能です。

匿名性を高める、知識ゼロ証明「zk-SNARK」

Zcashは知識ゼロ証明という暗号学の方式を利用した「zk-SNARK」というシステムによって匿名性を高めています。

これによってZcashのネットワークに参加している人でも個人間の取引情報を見ることは難しくなっています。

知識ゼロ証明とは「相手が正しい情報を持っているのかを情報を開示せずに証明する方法」です。

この知識ゼロ証明の仕組みを利用するとどんな取引かわからないけど、ブロックチェーンに取引情報を保存できるようになります。

以上でZcashの説明は終わりです。

もう少し詳しく知りたい方はこちら!知識ゼロ証明についても詳しく解説しています。

 

まとめ

最後に5つの通貨をまとめるとこんな感じになります。

こう見てみると匿名性を高める技術って結構あるんですねw

匿名技術はちょっと専門的な話なので、僕も完璧には理解できませんが、おそらくそれぞれメリット・デメリットが存在するのかなと思います。(そうでなかったら、全部同じ仕組みになるはず)

あと匿名通貨は承認スピードが早いのも特徴ですね。

Zcashだけ遅いのが気になりますねw

でもZcash以外は他の仮想通貨と比べると承認時間がとても短いのがわかります。

なぜ匿名通貨が承認時間が短くなっているかは調査中です。(匿名だから取引の確認作業がいらないからかな?)

承認時間が短いので、結構決済通貨として使用されていますね。

問題点は「規制 」

最後に匿名通貨の問題点を指摘しておくと、匿名通貨は国からまたは世界から規制を受ける可能性があります

なぜなら、現状匿名通貨は違法取引に使われているからです。

匿名性が高いというのはプライバシーが守られるというプラスの側面がある一方、違法取引をしても追うことができないというマイナスの側面も持っています。

実際ダークウェブと呼ばれる特定のツールを使わないとアクセスできないウェブサイトで、匿名通貨を使って違法取引がされていると言われています。

他にもマネーロンダリング(資金洗浄)に使われる危険性もあります。

このように悪い使い方をされ続けると国などから規制がかかる可能性はあります。

または世界的に規制をかける可能性もありますね。

正直匿名通貨はこの可能性があるので、僕は投資をしていませんw

でも実際そういう「需要」はあるということなので、規制されなければ価格も上昇していく可能性もあります。

これからどうなるか匿名通貨に注目していきたいですね!

他の匿名通貨がありましたら、追記していくのでお楽しみに!

 

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